友人の親父が消費者金融で食いつないだ時期

ものづくりにこだわっていた友人の親父さんは消費者金融で食いつなぐ

栃木県在住 S.Nさん(34歳)
今や友人も専務になって頑張っている会社で、結構大きく成長しているんですけれども、この会社は友人の親父さんが建てた会社なんですよね。私が子供の頃から始めていて、その時にはバリバリ働いている友人のお父さんはすごいなぁと思いました。

ただ、子供の頃の時代ってみなさんはご存知かもしれないですが、今以上に「いい大学に入っていい会社に入る人が勝ち組」という考え方が強かったんです。だから友人のお父さんは自分で会社をしているけれども、公務員や大企業のほうが勝ち組、と思われていたみたいですね。

実際私も子供心に消費者金融を使っている友人のお父さんを見ていて、不思議に思いました。消費者金融なんて我が家では使ったことがなかったからです。あの頃は審査も甘いようで、誰でもなんにでも使えるから中小企業の社長はよく使っていたみたいですね。

今はなかなか審査も甘いところがなくて、誰でも彼でも使えるわけではないみたいですが。生活も苦しくて会社の資金繰りも苦しかった時代に、消費者金融を使っていたんだと思います。その時だけを見たら彼らは負け組に写ったかもしれません。

でもそこから私たちはずっと仲良しなんですが、20歳を過ぎてからは借金もほとんど返済して、銀行の方から融資を願い出るくらいになったといいます。そして友人も父親の会社に入って中小企業の経営を学ぶ都言って就職活動をしなかったのです。

私は「かっこいいなぁ」と素直に思いました。なぜなら就職活動をして今の会社にはいますが、やりたいことがあったわけではないからです。なんとなく今の会社から内定をもらって今の会社にいますが、友人は自分で決めて後を継いでいるわけです。

もう消費者金融を使うことは友人の会社はないと思いますが、父親がまだ会長でいるのですが、今の友人なら立派に後を継げるような気がします。私も出来れば友人が社長になる前に、自分のやりたいことを探して、人生を充実させたいと思っています。

友人のように自分の足で自分の考えで生きていくのが、私の夢でもあるのです。